国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代 (PHP新書)オンラインブックダウンロード
国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代 (PHP新書)
によって 倉山 満
3.8 5つ星のうち(8人の読者)
国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代 (PHP新書)オンラインブックダウンロード - 内容紹介 国際法を理解しているのか怪しい、アメリカ。 国際法を理解したうえで破る、ロシア。 そもそも法を理解できない、中国。 そもそも人の道を理解できない、北朝鮮。 そうした国々が核兵器を手に激しく火花を散らす中、日本は右往左往するばかり。にもかかわらず、日本人の多くが、第二次世界大戦前よりも、戦後のほうが人類は進歩し、文明的になったと考えているのではなかろうか だが、第二次世界大戦後、国連をつくり戦争をなくそうとした世界で、嫌というほど、残虐な殺戮が続いてきたことは、少し考えればわかることだ。東西冷戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中国の暴虐、中東の動乱……。実は、「人類史は進歩している」と考えるのは大間違い。冷戦と革命と地域紛争と虐殺に明け暮れた戦後期は、むしろ「野蛮に退化した時代」だったのである。 なぜか。それは文明のルールだった「国際法」をアメリカとソ連(ロシア)が破壊してしまったからだ。戦争根絶、民族自決、共産主義などの理想が、いかに残虐な世界を作ったか。日本は、残虐になってしまったこの世界で、いかに生きていけばいいのか。 国際法を切り口として現代史を見ていくと、その大きな流れと各国の思惑が驚くほどによくわかる! 戦後から現代までの世界情勢の謎と闇を一刀両断に解明する斬新な現代史。 第1章 「文明の近代」はなぜ野蛮化したのか 第2章 戦後日本の「諸問題の根源」を国際法で解く 第3章 国際法を理解できない者 VS 理解して破る者の「仁義なき冷戦」 第4章 キューバ危機・ベトナム戦争・文化大革命 第5章 冷戦が終結し、世界はさらに野蛮になった 終 章 あらためて、なぜいま国際法を学ばねばならないか 内容(「BOOK」データベースより) 第二次世界大戦後、国連をつくり戦争をなくそうとした世界で、なぜ残虐な殺戮が続いたのか?「人類史は進歩している」と考えるのは大間違い。冷戦と革命と地域紛争と虐殺に明け暮れた戦後期は、むしろ「野蛮に退化した時代」だった。なぜか。それは文明のルールだった「国際法」を米ソが破壊したからだ。戦争根絶、民族自決、共産主義などの理想が、いかに残虐な世界を作ったか。そして、その中で日本はいかに生きていけばいいのか。本書を読めば、現代史の大きな流れと各国の思惑がよくわかる!複雑な戦後から現代の世界情勢を一刀両断に解明する斬新な現代史。 商品の説明をすべて表示する
国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代 (PHP新書)の詳細
本のタイトル : 国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代 (PHP新書)
作者 : 倉山 満
ISBN-10 : 4569836941
発売日 : 2017/10/13
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 24.93 (現在のサーバー速度は25.85 Mbpsです
以下は、国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代 (PHP新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
前著『国際法で読み解く世界史の真実』において、ウェストファリア条約以降の世界史を、国際法という観点から見事に展開してみせた著者が、今度は同じ観点にて戦後史を斬って行きます。そこにおいての著者のスタンスは、ウェストファリア体制派、文明側、軍国主義、国家主義、戦争、目的限定戦争、独裁に与し、連合国派、野蛮側、ファシズム、紛争、総力戦思考、無政府状態を叩きます。その対象は、宣戦布告、無条件降伏、終戦記念日、文書学、国連信仰、東京裁判、中華人民共和国の成立、朝鮮戦争、スターリン批判、サンフランシスコ平和条約、日ソ国交回復交渉、安保条約改定、キューバ危機、ベトナム戦争、文化大革命、ベトナムのカンボジア侵攻、イスラム革命、ソ連のアフガニスタン侵攻、イラン・イラク戦争、冷戦終結、湾岸戦争、コソボ紛争、クリントン・ブッシュ・オバマの外交政策、トランプ大統領によるシリア空爆、中東情勢、日露首脳会談等々、戦後史のトピックを押さえつつ、要所に現在の問題を挟み込み、時世を駆け巡ります。其々に、著者の独特の鋭い見解が示され、知的刺激度満点でした。「おわりに」における、今後の日本は今川氏真ではなく、徳川家康の道をとるべし、との力説が心に残りました。
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