すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい本ダウンロード
すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい
によって 藤田紘一郎
4.8 5つ星のうち(36人の読者)
すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい本ダウンロード - 内容紹介「土を食べろ」という衝撃の原題で、 アメリカで話題になった国民的ベストセラー、ついに邦訳! 花粉症などのアレルギー、疲れ、肥満、免疫低下、うつ…… 薬で治らないすべての不調の原因は「キレイ好き」にある。 「病気にならないために」やっていたその「除菌」が、実は健康を壊していた。 腸内細菌を増やして強い体になるための食べ方、暮らし方。 ●ガン再発の母を救った腸内革命プログラム ●すべての不調は腸内細菌に原因がある ●除菌された現代の世界で、どうやって「土を食べる」か ●加工食品はすべて捨てろ ●「健康に良い」とされる先進国の食事が、体の炎症を引き起こしている ●土壌菌を取り入れるために犬と触れ合え ●私たちは薬の危険性を知らない ●腸内細菌が喜び元気になるような1日の過ごし方 ●心と腸はつながっている ●日本の家庭でも作りやすい、腸タイプ別レシピ付き *「はじめに」より抜粋* アメリカは隠れた流行の危機に瀕している。 私たちは長いこと自分たちの消化系の健康を当たり前のこととしてきた。 そして自分たちの腸に対して有毒レベルの加工食品や砂糖を与えすぎ、 環境に影響を及ぼす化学物質、ストレス、過剰な抗菌剤でさらなる負担を 与えてきた一方で、本当の栄養を与えずにきてしまった。 長い間、消化系器官を、単に食物をエネルギーに変える役割を果たすだけ のものとして、あるいは代謝の調整を助け廃棄物を処理するだけのもの として見なしてきた。こういった見方は明らかに不十分であり、 それが根本的な真実を隠してきたのだ。 つまり腸は単なる食物加工センターではなく、健康そのものをつかさどる センターなのである。出版社からのコメントこの本には、できる限り清潔なことが良いと考えるような常識を覆すような驚きの事実がたくさん書かれています。アレルギーなど慢性的な不調に悩まされている方、子育てをしていて子どもの食事に気を使いたい方に特におすすめです。私は実際、食べ物を買う際に、便利なもの、早いもの、安いものを基準に選ぶのではなく、自分の健康のために何をどう食べたらよいのか、考えるようになりました。 腸内細菌についてより深く知りたい方は、『あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた』(河出書房新社)も合わせて読むことをおすすめします。内容(「BOOK」データベースより)アメリカで話題の国民的ベストセラーついに邦訳!薬で治らないすべての不調の原因は「キレイ好き」にある。著者についてDr・ジョシュ・アックス【著】 自然療法医師、臨床栄養士。自然医学会認定医(DNM)であり、パルマ―カレッジ(DC)でカイロプラクティックの博士号を取得、アメリカン・カレッジ・オブ・ニュートリションから認定栄養士(CNS)の資格を得ている。食物を通した治療によって人々を健康にしようと情熱を傾けている。米国で最大の機能性医学のクリニックの一つを設立し、様々な食事療法やレシピを紹介している人気のウェブサイトも運営中。現在は、テネシー州ナッシュビルで妻チェルシーと共に暮らしている。 藤田紘一郎【監訳】 医師・医学博士。東京医科歯科大学名誉教授。1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒。東京大学大学院医学系研究科修了。金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学教授を歴任。専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。日本寄生虫学会賞、講談社出版文化賞・科学出版賞、日本文化振興会社会文化功労賞および国際文化栄誉賞など受賞多数。著書に『笑うカイチュウ』(講談社)、『手を洗いすぎてはいけない』(光文社新書)、『病気にならない乳酸菌生活』(PHP文庫)など多数。
すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさいの詳細
本のタイトル : すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい
作者 : 藤田紘一郎
ISBN-10 : 4866510749
発売日 : 2018/7/20
カテゴリ : 本
ファイル名 : すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい.pdf
ファイルサイズ : 25.63 (現在のサーバー速度は19.41 Mbpsです
以下は すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
国民の30%以上が罹患しているといわれる喘息・アトピー・花粉症などのアレルギー疾患ですが、今なお増加の一途をたどっています。その増加の要因としては、衛生環境の改善(上下水道の完備など)、生活水準の向上(掃除機や空気清浄機の普及など)、予防接種の普及,、食生活・栄養の変化、さらには抗生物質の乱用による幼少時の感染症の減少が考えられています。これをhygiene hypothesis(衛生仮説)といいます。衛生環境の改善および生活水準の向上とともに、核家族化・少子化の相まって、乳幼児期にきれいすぎる環境におかれていて、本来免疫を獲得しておくべき物質に触れていないことがアレルギーの原因とするものです。大家族・ペットを室内で飼っている家族・兄弟が多い場合には2人目や3人目ほどアレルギーが少ないことなどの事実もこの衛生仮説を支持する事象となっています。この衛生仮説のみがアレルギーの原因とは言い切れないのでしょうが、現時点でのメインと考えられていることは間違いないでしょう。この衛生仮説に基づき正面突破で、「除菌はやめなさい」つまり「きれいすぎる環境をやめなさい」と主張しているのが本書です。私自身も一医師としてこの衛生仮説を支持する立場で、きれいすぎる環境・きれいすぎる食物を断ち切ることなどなど本症で紹介される内容は一部過激かなとは思いながらもほぼほぼ賛同できています。実際、我が家では長男が生まれたときには築30年の寂れた部屋に住んでおり、すきま風が吹き抜け、夏や秋には虫が入ってくる環境の中で育ててきました。ハイハイや一人歩きを始めると、床に落ちたお菓子やご飯も平気で拾って食べていました。これを勧めるわけではありませんが、きれいすぎない環境の中で育ったおかげか、喘息やアトピーはおろか食べ物のアレルギー1つなく育ってきています。本書は衛生仮説に正面から立ち向かう、そんな健康に関するハウツー本です。すべてが正しく、すべてをまねしましょうとは言えないのですが、個人的な経験からも同意できるところが多く、健康を保つあるいは取り戻すためのハウツーを知るきっかけにはなってくれることでしょう。おそらくは多くの方々が「よかれと思ってやってきた」ことが「実はかえってよくなかった」という意外な側面を知る機会になることでしょう。内容はとてもよいのですが、訳書であり日本語訳にニュアンスの違和感を感じる部分が少なからずあります。訳者のクセが出るところで仕方ないのでしょうが、個人的にはやはり不満で、ここで☆1つ減点させていただきました。
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