森田芳光組ダウンロード
森田芳光組
によって 森田 芳光
3.6 5つ星のうち(1人の読者)
森田芳光組ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 我らの映画の作り方。“若き天才”と呼ばれた映画監督・森田芳光が20本の自作について語りそれぞれの作品のスタッフ・キャストが当時を振り返って証言する総勢315人揃い踏み。 内容(「MARC」データベースより) 「若き天才」と呼ばれた映画監督・森田芳光が20作の自作について語り、各作品のスタッフ・キャストが「森田映画」を証言する。秋元康との対談、「森田作品出演者事典」等、様々な角度から、「森田映画」の魅力を解き明かす。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 森田/芳光 1950年1月25日、東京都渋谷に生まれ育つ。日本大学芸術学部放送学科卒業。久保田宣伝研究所専門コース、大宅壮一マスコミ塾で学ぶ。1981年の「の・ようなもの」以降、「家族ゲーム」「それから」「(ハル)」「失楽園」「模倣犯」などジャンルを問わずに作品を作り続け、この20年の日本映画を代表する映画監督のひとり。デビュー作品から20本目の記念すべき映画、向田邦子原作「阿修羅のごとく」は、2003年の東京国際映画祭のオープニングを飾り、ますます注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
森田芳光組の詳細
本のタイトル : 森田芳光組
作者 : 森田 芳光
ISBN-10 : 4873762448
発売日 : 2003/12/3
カテゴリ : 本
ファイル名 : 森田芳光組.pdf
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以下は、森田芳光組に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
一昨年2011年12月20日、森田芳光も突然逝ってしまいました。またひとり伝説の日活ロマンポルノを出自とする、映画を誰よりも狂おしく愛した映画フリークがこの世からいなくなってしまったのです。12年前の2001年に53歳で逝ってしまった『ラブホテル』(1985年)の相米慎二に続いて、61歳という若死にです。奇しくも、ふたりとも1969年前後の昂揚を真摯に体験した同世代だったこと、そして、ふたりともまだそのころを直截に描かないで死んでしまったこと。きっと、人生の折り返し点をむかえて、いままで韜晦していたぶんだけ思いのたけを吐露した、自らを投影した映画を密かに目論んでいたかもしれないなんて夢想すると、見られなかったことを地団太踏んで口惜しがりたくなります。この本は、「の・ようなもの」「シブ柿隊 ボーイズ&ガールズ」「噂のストリッパー」「ピンクカット太く愛して深く愛して」「家族ゲーム」「ときめきに死す」「メイン・テーマ」「それから」「そろばんずく」「悲しい色やねん」「愛と平成の色男」「キッチン」「おいしい結婚」「未来の想い出Last Christmas」「(ハル)」「失楽園」「39刑法第三十九条」「黒い家」「模倣犯」「阿修羅のごとく」という彼の20本の映画について、スタッフやキャスト全部で315人がその当時を振り返って証言するという豪華版。それにしても、相米慎二も森田芳光も、日活ロマンポルノから出発したということを、絶対に忘れてはならないと思います。そしてそれは、けっして恥でも汚点でもなく、最高にかっこいい輝かしい勲章だといっていいと思います。
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