電子ブック山中敬三著作集 (SS選書)無料ダウンロード

山中敬三著作集 (SS選書)

によって 山中 敬三


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電子ブック山中敬三著作集 (SS選書)無料ダウンロード - 内容紹介海外オーディオ機器のオーソリティ=山中敬三氏の、待望の著作集、ついに刊行! 山中敬三氏は、『ステレオサウンド』誌の創刊号から健筆を揮われてきた、 真のオーディオ・コニサーといえる方だ。 特に海外オーディオ製品に関するレヴューには定評があり、 そのオーソリティとして長年にわたり活躍された。 音楽やオーディオ以外にも、美味しい料理やワイン、 あるいは洋服などにもこだわりをもち、そのいずれにおいても 洗練された趣味の良さと造詣の深さがうかがえた。 また氏は、こどもの頃から機械類が好きだったそうで、 愛用の機械類はいつでも最良の状態で動作するよう、 つねに最高のメインテナンスが施されていた。 「動かないものは機械としての意味がない」が信条であったとか。 プレーヤーやテープレコーダーに関する文章も、 メカニズムに対する深い愛情と該博な知識が感じられて興味が尽きない。出版社からのコメント海外オーディオ機器のオーソリティ=山中敬三氏の、待望の著作集、ついに刊行! 掲載した写真は、山中敬三氏が生前、特に愛用されていたオーディオ機器と、1980~90年代の山中氏です。著者について1932年9月21日生まれ。武蔵大学卒。 山中敬三氏はこどもの頃から機械類が好きで、 1940年頃から音楽やオーディオにも情熱を燃やす。 当時は自作が当り前の時代だが、氏はカートリッジや真空管アンプづくりに熱中。 唯一無二のものを創り出せることが魅力だったとのこと。 また自作を重ねることで、その仕組みや改良法などを 学べたことは貴重な経験、と後に述懐されている。 当時自作された真空管アンプは、『ラジオ技術』誌にも掲載された。 『ステレオサウンド』誌には創刊号から約30年にわたり健筆を揮われたが、 会社勤務を終えて帰宅された深夜(早朝出勤にもかかわらず)や休日に原稿執筆、 という過酷(?)な生活を永年継続。 その間、海外のオーディオメーカーやオーディオショウの取材活動も積極的に展開された。 主な著書に『オーディオ博品館』(音楽の友社)、 選曲・構成されたCDに『フィリップス・サウンドvol.2』 『ドイツ・グラモフォン・ベスト・レコーディング』(ともにステレオサウンド)などがある。 他に『レコード藝術』誌(音楽の友社)、『無線と実験』誌(誠文堂新光社)などにも執筆された。 しかしながら、多忙を極めていた1995年11月6日夜、東京・サントリーホールにおける ジェイムズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィルの演奏会の幕間に倒れられ、 63歳という若さで急逝された。最後にお聴きになった演奏は、 リヒャルト・シュトラウス作曲の交響詩《死と変容》だったという。

山中敬三著作集 (SS選書)の詳細

本のタイトル : 山中敬三著作集 (SS選書)
作者 : 山中 敬三
ISBN-10 : 4880733415
発売日 : 2014/9/23
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.54 (現在のサーバー速度は21.85 Mbpsです
以下は 山中敬三著作集 (SS選書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
時代を超えて、世代を超えて読まれるべきオーディオ評論の真髄がここにあります。同氏が早世されたことは極めて残念で、日本のオーディオ評論への大打撃だったことはここで改めて言う必要はないと思います。カタログスペック発表会に成り下がってしまった現在のオーディオ雑誌記事に怒りを感じる往年のオーディオファイルからイヤホンとユーチューブのみで音楽を聴く世代までにオススメしたく思います。「オーディオロマンとはこれだ」と思わせる銘評論の数々、まるで自分が使わなければ行けなくなるような魔法のような山中論法(笑)など。どうして最近のオーディオ評論家はこのような「読み手を引きずり込ませる文章」が全く書けないのでしょうか。曰く、今の評論家には「ロマンがない」「人間臭さがない」「評論家自体が機械を愛していない」のでしょう。なぜかは知りませんが、ここ10年来のオーディオ評論文はどの文章も読み手に媚びて「慌てている」のです。現役の5、60歳を越える評論家の先生方の膨大なデータに基づくいかなる長文でも、エピキュリアン山中敬三の文章の前には、微塵も魅力を感じません。

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