無料ダウンロードDr. Bonoの生命科学データ解析 pdf
Dr. Bonoの生命科学データ解析
によって 坊農秀雅
4.9 5つ星のうち(4人の読者)
無料ダウンロードDr. Bonoの生命科学データ解析 pdf - 内容紹介 「バイオインフォマティクスを教えてください」。本書の著者,坊農秀雅氏は研究のかたわら,10数年にわたって多くの人たちのこのような依頼に応えてきた。氏を「師匠」と慕うバイオインフォマティクスの専門家も数多い。そして氏は、専門家にはもちろんのこと,生命科学に関するさまざまな分野の初心者に対しても,データ解析に関する講習会を開き,今も教え続けている。 その坊農氏が,もてる知識と経験を注ぎ込で,教科書のかたちにまとめたのが本書である。次世代シークエンサー(NGS)から膨大なデータが次々と生み出されている現代。今,生命科学者に求められるデータ解析の基本を体系的に解説した貴重な一冊だ。多くの生命科学者が日常的に必要としている配列データ解析を中心に,データの再利用やデータベースの活用に対する考え方も含めて,解説されている。基本的な技術が,どう最新のデータ解析に結びついているかがわかるよう,応用実例の紹介も豊富。 初めて学ぶ初心者にはもちろんのこと,すでにデータ解析にたずさわっている人も,頭の中が整理でき,応用力も身について,きっと役に立つことだろう。 ━━ データ解析は,かつてのバイオインフォマティクス研究者だけのものではなくなった。今は生命科学者自身がデータ解析する時代,誰もがバイオインフォマティシャンの時代であり,本書はそのような本となるよう企画した ━━(本書序文より)。 ━━ この本には「どのように」だけでなく,「なぜ」そうするかが説明されている。初学者必携です ━━(理化学研究所 バイオインフォマティクス研究開発ユニット ユニットリーダー 二階堂愛氏) ━━ 一気に最後まで読ませていただきました。最新情報をガンガン入れ込んできてくださったおかげで,私にとっても世間の流れを知るうえで非常に役立ちました━━(東京大学農学生命科学研究科 K氏) <著者紹介> 坊農秀雅: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS) 特任准教授 京都大学 博士(理学) <構成> 第1章 生命科学データ解析の歴史: 生命科学技術の発展とそれに伴うデータの生産,そしてそれらの解析手法開発の歴史。 第2章 生命科学分野の公共データベース 利用可能なデータベースがインターネット上にあふれるなかで,実際にどういうものがよく使われているかを紹介。 第3章 データの形式とその取り扱い方 データを扱う基本技術とその形式,特に,UNIXコマンドラインの使い方の入門的解説。 第4章 基本データ解析 配列データ解析としては,生命科学分野に特有なアラインメントを中心に記述。数値データ解析としては,階層クラスタリングと主成分分析を特に記述。 第5章 実用データ解析 本書でここまでに紹介してきた知識やツール、技術を使った実用データ解析の紹介。個別のデータ解析手法は日々更新されているが,生命科学の諸問題に立ち向かう基本的な考え方は変わらない。そのデータ解析戦略を示した。 出版社からのコメント データ解析でもう迷わない! 次世代シークエンサー時代にかかせない基礎知識 バイオインフォマティクスの第一人者、坊農秀雅氏の書き下ろし。現代のバイオ系研究者のために、通読しやすいボリュームの中に実践で役に立つバイオインフォマティクスの基礎知識をまとめた教科書。生命科学分野で、次世代シークエンサー(NGS)やゲノムの解析などに携わるときの基本が整理できる。これから解析を学ぼうという人はもちろん、すでに解析を行っている人にも最適な書。
Dr. Bonoの生命科学データ解析の詳細
本のタイトル : Dr. Bonoの生命科学データ解析
作者 : 坊農秀雅
ISBN-10 : 4895929019
発売日 : 2017/9/29
カテゴリ : 本
ファイル名 : dr-bonoの生命科学データ解析.pdf
ファイルサイズ : 25.93 (現在のサーバー速度は28.14 Mbpsです
以下は、Dr. Bonoの生命科学データ解析に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
私のような初学者(ウェットの実験はするけれど、ドライの解析はまだまだこれから)は、バイオインフォマティクスの重要性は重々承知しているものの、「まず何から勉強していいか」もそうだが、「何がわからないかがそもそもわからない」という問題に直面することがある。ググってもググっても基礎知識が足りなすぎるゆえ、なかなか理解が進まないのである。本書は、統合TV(http://togotv.dbcls.jp/)の生みの親のお一人でもある、ライフサイエンス統合データベースセンターの坊農秀雅さんが書かれたバイオインフォマティクス初学者にとってまず読むべき教科書であり、今までなかった基礎知識を体系的に学べる本である。第1章のデータ解析の歴史は、読み物としても面白く、いかにこの分野が急速に発展してきたかを感じることができる。第2章の公共データベースについては、まずは初学者が知るべきデータベースが画面紹介付きで説明があり、これが知りたいという時の参考書としての利用もできる。第3章では、データ解析で用いられているデータ形式やファイル形式について、最低限知っておくべき内容について説明がある。コマンドについてはやはり使ってなんぼのところがあるので、この章を勉強した後、実際に手を動かしてみるのがいいであろう。第4章では、配列のアラインメントなどの配列解析や、数値解析について学ぶことができる。とりあえずBLASTに配列を投げて、出てきたデータを眺めているだけのような私でも、実際にどういうことが行われているのかその一端を知ることができた。第5章では、特にここ数年で急速に発展普及した次世代シーケンスデータの解析について、マイクロアレイ解析との対比も含めて知ることができる。この章で次世代シーケンスで何がわかるのかを学習し、実際に自分で解析する際には「DRY解析教本(https://www.amazon.co.jp/次世代シークエンサーDRY解析教本-細胞工学別冊-清水厚志/dp/4780909201/)」を参考にするのがいいと思われる。(欄外の*欄に、DRY解析教本のどこを参照すればいいかの記述あり)また、本書の欄外には「?何て呼んだらいいの」欄(例えば、BLAST ブラストと呼ぶ)や「?それって何だっけ」欄(例えば、アノテーション 注釈情報のことである)や「Dr.Bonoから」欄(例えば、横断検索は便利なのだ!)があり、まさに坊農さんの講義を受けているかのごとく読み進めることができる。さらにtwitter上では、本書に記述があるように、#drbonobonというハッシュタグができているので、これをつけてつぶやくことで情報交換もできる。この教科書で勉強すれば、自分のやりたい解析がどうすればできるようになるのかがわかるようになる。まさしく「バイオインフォマティクス初学者にとってまず読むべき教科書」であるといえよう。
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