もっと知りたい酒井抱一―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション) epubダウンロード無料
もっと知りたい酒井抱一―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
によって 玉蟲 敏子
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もっと知りたい酒井抱一―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション) epubダウンロード無料 - 内容(「BOOK」データベースより) 装飾的で優美艶麗、洒脱で都会的な作風の江戸琳派の異才抱一。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 玉蟲/敏子 1955年東京都生まれ。1980年東北大学大学院博士課程前期修了。博士(文学)、日本美術史専攻。静嘉堂文庫美術館主任学芸員、東京国立文化財研究所情報資料部調査員(兼任)を経て、2001年より武蔵野美術大学造形学部教授。酒井抱一を中心に宗達・光琳の流れを探究。近年は、西欧のジャポニズム、中国・明末清初の文人趣味を視野に入れ、17世紀から19世紀半ばの日本の近世美術を全方位から考察する。主な著書に『夏秋草図屏風 追憶の銀色』(絵は語る13、平凡社、第十六回サントリー学芸賞、文学・芸術部門)、『都市のなかの絵 酒井抱一の絵事とその遺響』(ブリュッケ、第十六回國華賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
もっと知りたい酒井抱一―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)の詳細
本のタイトル : もっと知りたい酒井抱一―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
作者 : 玉蟲 敏子
ISBN-10 : 4808708523
発売日 : 2008/9/25
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 24.31 (現在のサーバー速度は26.03 Mbpsです
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先日、井田太郎著『酒井抱一:俳諧と絵画の織りなす抒情』(岩波新書)を読み、抱一の生涯に触れることができたが、やはり白黒の挿絵ではなく、カラーの作品を見たくなった。本書の著者、玉蟲敏子氏を井田氏は岩波新書で度々引用しているので、本書にした。井田氏も引用するだけあって、抱一の生涯がかなり詳しく書かれている。抱一は江戸琳派として知られるが、江戸琳派ばかりでなく琳派そのものの形成に貢献している。1815年に光悦の百回忌を営み、その折、光琳画を集めた展覧会、『光琳百図』前編という図録を刊行した。後に光琳の墓所の修築や、『光琳百図』後編も刊行している。これらの抱一の活動があったからこそ、今日琳派という認識が定着したといわれている。抱一自身の作品は、必ずしも琳派一辺倒とも思えないが、これが琳派だということを主張するためには、他の作風と比較する意味もあったのではないかと想像する。正直、抱一の人物画はあまり好きになれない。やはり花木や草花が美しい。抱一は間違いなく琳派なのだ。
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